カテゴリ:社会( 34 )

トラックバックセンター構想

 ひょんなことから、TBセンターを作らないかと持ちかけられました。毎晩、今日アップされた記事とそのTBを覗いたり、お気に入りのbloggerのアップを求めて何度もさまよったり、何度もおなじ記事にぶちあたったり、かなり時間と労力を費やしていました。それでいて、情報の集積という面ではかなり非効率。反小泉ブロガー同盟が立ち上がってから、一ヶ月強経過して、だんだん内々になってきたかなという印象もあり、TBセンターを作るというのはいいアイディアだなと思いました。

 今日一日どんなのがいいかなあ、と考えてみました。

<コンセプト>

1)  反新自由主義であること
   やっぱり、今の日本の、いや世界に対する危機感を共有することを基本におきたい。
2) 誹謗・中傷はしないこと
   顔の見えないネット空間だからこそ、常に相手の気持ちを意識して書きたい。
3) 一人でも多くの人に反新自由主義の考えを理解してもらえるようにすること
   改革ファシズムを止めることに少しでも貢献したい。
4) 上記コンセプトを理解される方なら誰でもTBできること
   鋼の団結ではなく、柔軟なネットワークにしていきたい。

<具体的にはどんなサイトにしたらいいか>

1) TBが日ごとに分類されていること
   カレンダー毎に分類されていると読みやすいし、読み落としや何度も同じ記事にぶつかることを防止できて効率的だと思います。
2) 具体的な内容毎にカテゴライズされていること
   消費税問題、共謀罪、障害者自立支援法案、憲法問題などなど具体的に分類されていて、TBする人がその分類にしたがってTBしてくれると有り難い。もし可能なら、TBする人が新たにカテゴリーを立ち上げるなんてのが出来ると発展が望めそうな気がします。
3) TBされた記事がカテゴリー毎に分類されていること
   これはTBする人に任せたいですねー。
4) 政治や社会の記事だけではなく、趣味やスポーツなどアクセスしやすい記事も載せること
   気楽なのもないと、やってる方も疲れてしまう。新規読者の獲得もしていきたいですし。
5) 学習するサイトがあること
   この度の共産主義のお話なんかは、しんどかったけれど、こんな歴史があってねって話だったら面白く聞けたと思うんだ。他にも、中東の歴史とか、仏教の歴史とか、偉人伝とか、ロックの話とか熱心に話してくれそうな方々が沢山いるから、そんな人に協力していただけたら、いろんなことに興味もっていけそうな気がします。質問とかもしやすそうですし。
6) 議論する場があること
   誹謗・中傷しない代わりに熱い議論は歓迎。まあ、それぞれのブログでという話もあるけれど、コメント読んでると結構勉強になったり、人柄が分かったりする。
7) 様々なシンポジウムや集会の情報を知らせる掲示板があること
   ネットから出て、現実の活動に人を惹き付けていくのも重要。そんな場で、「ああ、トクラさん、やあ、テサロニケさん、いつもどうもー」、っていうのも面白い気がする・・・。
8) TBする人がTBセンターにリンクをはれること
   参加者の自由意志っぽくていいかなあ、と思いましたが、あまり勢力が大きくなりすぎると当局に逆利用される懸念あり。なんてね。
9) 貼りたい人は自由に、反小泉ブロガー同盟のバナーを貼れること
   ブロガー同盟の発起には感謝してます。ブログの質とアクセスが格段に上がったのは、小泉とブロガー同盟の貢献大。TBセンターのバナーなんかもあったらいいと思います。
10) たまにはアイドルやタレント、スポーツ選手のブログなんかにTBしにいっちゃったり (冗談)
   冗談ですが、営業活動もありですね。

<問題点>

1) 技術的な面はどうしたらいいのか、私にはさっぱり分からないこと
2) 編集や管理をどうしていくか
3) 荒らしにあったらどうするか 

 ちょっと遅くなったのでこのくらいにして、みなさんのアイディアをお待ちしております。
 
 まあ、考えながらぼちぼちすすめていければいいと思います。
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by pantherH | 2005-11-08 23:34 | 社会

危機感の共有

 反小泉ブロガー同盟には、今のこの危機的状況に際し、情報や思いを共有し、なんとか一致点を見つけて一緒に声を上げていこうという趣旨があったと思うのですが、共産主義とは何ぞやと言った難しい議論になってしまい、少し残念に思っている次第です。

 私の共闘への期待と可能性は、先の参議院選挙における沖縄での、糸数慶子さん、沖縄社会大衆党副委員長の当選にあります。
 糸数さんの勝利を振り返ったとき、基地を押し付けられ、いっこうに基地の負担軽減が実行されない沖縄特有の条件があったから実現したのでしょうか?あるいは、沖縄社会大衆党という沖縄独自の政党があったから野党が共闘したのでしょうか?米兵による少女暴行事件があったからでしょうか?糸数さんという、稀にみる逸材に恵まれたからだったのでしょうか?そんな、沖縄限定の特殊事情だったからなのですか?

 違うでしょう。危機感の共有だったはずです。

 先日の在日米軍再編に関する中間報告では、自衛隊と米軍の基地共有、自衛隊による米軍の後方支援活動など、大幅に米軍と自衛隊の協力関係が強化されています。また、普天間基地の返還、名護辺野古沖基地移転問題も名ばかりで沖縄への基地の固定化、老朽化した施設の移転にかこつけたリニューアルという内容ではありませんか。こういう表現は沖縄の方々に失礼極まりないのですが、既に、問題は沖縄に限定したものではなくなっているはずです。
 日本全土に米軍が展開しうる2+2の方針。憲法9条を事実上形骸化させる自民党憲法草案。郵便貯金の外資流失を促す郵政民営化。消費税の大幅増税。

 これでも、危機感を共有できないとしたら、あるのは絶望だけじゃないですか。

 私の好きな韓国の映画監督、イム・グォンテクの「太白山脈」という大東亜戦争と朝鮮戦争を描いた映画があります。第三者的にその歴史を見続けた先生の台詞に、「右も、左も間違っていた。どちらも人を殺し過ぎた。」ということばがあります。また、監督もインタビューで、「イデオロギーは、人から生まれ人の為にあるはずで、それが人を離れてなされたときには、理想も夢も存在することはできないだろう。あの時代、左も右もすべては人間不在のイデオロギーに帰結していき、本当に擁護して尊重されるべき真の理想を失ってしまったのではないだろうか。むしろ、それが困難な時代を懸命に生きようとした多くの人々に、癒すことのできない大きな痛みだけを植え付けさえした。」と、述べています。

 私たちは、攻撃性を封印し、今危機に瀕さんとしている「民主主義」をまもるために、手を取り合わなければいけないのです。
 そして、糸数さんが勝利したとき、共産党も社民党も民主党も社大党も沖縄県民も、そして共闘に希望を抱いている日本国民が喜んだことを、思いだして欲しいと思うのです。
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by pantherH | 2005-11-07 23:20 | 社会

こんなときだからこそ

 志位さんは、清美ちゃんと、「与党の暴走を一緒に止めましょう」と、拳を握って言葉かわしたりしてないかなあ。

 「菅さんと一緒にやる夢みてましたよ」と、菅さんと談笑したりしてないかなあ。

 廊下で会う度に前原君と、厚かましく両手を握って、「男前の前原さん、期待してますよ」と、挨拶してないかなあ。

 神崎君ちに上がりこんで、「この度のノーベル平和賞の件は誠に残念でした」と、労いのことばでもかけてないかなあ。

 宗男君を見かけたらすかさず近寄って、「例のあなたの会見良かったねー、私はあなたの主張にかなり近い。いやあ、自民の人間ということであなたをそういう目でしか見ていなかったわたしは恥ずかしい」と、ハンケチで額の汗を拭ったりしてないかなあ。

 聖子君とエレベーターにわざわざ一緒に乗って、「今回の粛正は共産党ながら驚きました」と、話しかけていないかなあ。

 麻生君に、「わたしにも先生のハイヤー満喫(漫喫)させてください」とか言って、ドカドカ乗り込んだりしてないかな。

 小泉君とトイレに一緒に入って、「わたし、最近尿切れがわるくてね、小泉さんは舌も下もきれますな」と、ちょっと濡れた手で背中ポンポンとたたいてたりしてないかなあ。

 してないわなー。執務室に閉じこもって身内の人とばかり話してんじゃないかなあ。あいにくエレベーターではちあいそうになったら、あえて牛歩戦術とかしてそうだもんなあ。
 たとえ、他党の厚顔に反吐がでそうでも、悪意に晒されて傷ついても、ほかの党の人と、こんなときだからこそ、コミュニケーションとって欲しいなあ。

 民主党を割って、辻元清美と鈴木宗男に田中康夫それから共産党あらため、「ひまわり党」が手を組んだら面白いと思うんだけどなー。もちろん、真紀子や菅直人にもウインク。
 浅野史郎、宮台真司、天木直人も合流。木枯らし紋次郎も復帰。

 節操ないか。節操ないよなあ。でも、相手はもっと節操ないぞ。
 阿呆らしいか。阿呆らしいよな。でも、ワクワクしないか。
 無理かなあ。無理だよなあ。でも、分からんぞー。

 地域は動き始めているぞ。生活中心主義で手を組みはじめているぞ。
 志位さん、あなたが一言清美ちゃんに声かけたら、清美ちゃんは宗男君に声をかけるよ。
 みんな、待ってんだって。あなたの勇気ある一言を。

 こんなときだからこそ。
  
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by pantherH | 2005-11-01 02:01 | 社会

わたしはブロイラーになるために生まれてきたんじゃない!!

 国家が国民の上に君臨する憲法。
 軍隊をもち、他国に赴く事も辞さない憲法。
 国家のためにまもれという憲法。
 徴兵制も合憲となる憲法。
 徴兵制を拒めば、軍事裁判所で処罰される憲法。
 たかだか第一党の党首が大統領になれる憲法。
 
 受験直前のレジメのような前文。
 
 国民主権て何?
 民主主義って何?
 自由主義って何?
 基本的人権の尊重て何?
 平和主義って何?
 国際協調主義って何?

 ことばの表層だけを盗むな。

 自由?
 公正?
 国民福祉の充実?
 教育の振興?
 文化の創造?
 地方自治の発展?
 
 よくもまあ、いけしゃあしゃあと。

 ああ、日本収容列島の到来だ。

 パスポートという外出許可書をもらえば、海外旅行にいける自由。
 収容されている事にすら、気づかないブロイラー。

 お金をだせば、好きなものを買える自由。
 そうして資本家を肥やしている事に、気づかないブロイラー。 

 ああ、日本収容列島の到来だ。
 
 わたしは、ブロイラーになるために生まれてきたんじゃない!!
 わたしは、人を殺めるために生まれてきたんじゃない!!

 
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by pantherH | 2005-10-30 02:21 | 社会

創価学会考

 世に倦む日々で創価学会を特集しています。そこで、前回あえて言及できなかった、世の中が2極分化すると、なぜ貧するものが創価学会の支持予備軍になるのか。その点について考えてみました。以下はあくまでも私の推測です。

 私は貧困層に食い込む創価学会の狙い目は、生活保護にあると思っています。生活保護とホームレスの決定的に違うこと、それは文字通り住所があるかないかということです。現実問題として、住所がないと生活保護をはじめとする行政サービスを受ける事はままなりません。当然の事ながら家を借りるには家賃負担できるだけの収入と信用が必要とされます。そこで、仮に学会が家賃の頭金を負担したら、あるいは保証人になってあげたら、ホームレスになるかもしれない人は救われます。こうすれば確実に一票公明党に入ります。家賃頭金負担の見返りに、学会に生活保護の一部が還流されているとしているとしても、それは本人の信仰の自由なわけです。
 また、生活保護の承認は厳しいと聞きます。例えば、学会婦人部が手伝って、行政に生活保護の申請があげられたとします。公明党議員が行政に軽く口を訊きます。窓口にも生活保護科にも学会員がいたら、スムーズに生活保護の承認が得られるかもしれません。きっと創価学会は頼もしいと映るでしょう。実際こういうことが起こっているかは知りません。しかし、戦略的に学会員を増やそうと思ったら、この手のことは誰でも容易に考えつくことです。
 ホームレスになるかもしれない人に一時的にではあるけれど、家賃負担を申し出てくれる団体が今の日本にありますか。もし、本当にこういう活動をしていたら、学会のしている事は、ひょっとすると現代日本版の救済なのかもしれません。
 どんなに福祉の充実を叫んでみても、保証人になってくれる人にはかないっこない。創価学会が強いのも合点がいくってなもんです。ほかの政党は、そういった創価学会と選挙で戦わなきゃいけないわけで勝てっこないんです。

 ところで、私は、公明党は自民党と民主党どちらとも組んで常に政権与党にいる政党になるのではないかとずっと思ってきました。最近認識がすこし変わってきています。今回の選挙前まではその可能性があったと思っています。仮にイラクで自衛隊員が死んだ時、公明党は、「自民党には付いていけない、我々は戦闘が起こらない事が前提でイラク派兵を支持したのだ」と詭弁を呈して、連立を解消しなければ、学会員に対して説明のしようがなかっただろうと思われます。そのような状況を公明党は懸念しながら、連立を組んでいただろうと思うのです。しかし、小泉純一郎はそのような状況を招いて政治的に公明党を追いつめては、自民党も公明党も共倒れしかねないことを見抜いていたのではないか。その前に解散する事で、結果的に自民党が公明党に貸しを作ったんだと思えてくるのです。

 おおっぴらに創価学会が自民党を支持すると、学会員の反発は大きい。自民党は他の宗教団体からの支持も失いかねない。おおっぴらな支持は双方にとってメリットはない。しかし、池田大作の意中の政党は自民党で、公明党は自民党と創価学会との関係をカムフラージュするための存在として存続させなければいけないと、小泉—池田ラインで了承されているのではないかと最近考えているわけです。

 しかし、人権関連の法案や中国との関係などそれだけでは説明がつけられない事も多いので、まだまだ確信には至らないといったところです。
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by pantherH | 2005-10-28 22:46 | 社会

TN君の伝記

私のblogの名前は、「TN君の伝記」 (なだいなだ著、福音館書店)から、拝借しています。

わたしは、小学校6年生か、中学1、2年生のときに、この本と出会いました。
漸く、本が届いたので、久しぶりに読みなおしました。
あらためて、胸がギュンとしめつけられ、目頭が熱くなりました。

わたしは、「TN君の伝記」を読んで、民主主義とはなにかを子どもながらに知りました。

民主主義とは与えられるものではなく、勝ち取るものであることを知りました。
民主主義を勝ち取るために、沢山の人の血が流されたことも知りました。

権力は民衆を管理しようとすることを知りました。
民衆を管理しようと思ったら、まず自由な言論が奪われることを知りました。
政府や管理された新聞の伝えることの裏には、べつの意図があるということも知りました。

権力に立ち向かうときには、民衆は手を組まなければいけないことを知りました。
うかうかしていると、気づいたときにはもう引き返せないということを知りました。
自由な言論を奪われ、愛国心ということばで、おかしいと思う自由すら奪われて戦争に突入して行ったことも知りました。

民衆はすぐにあつくなる。民衆はだまされやすい。そして民衆は忘れっぽい。
TN君は、その民衆に、どのような社会に変えるのか、どのようにして変えるのか、そして政府はどのように変えようとしているのか、一生懸命啓蒙しました。
そして、人民一人一人が、自己に目覚めてほしいとせつに願いました。

TN君は明治時代に活躍した人物ですが、彼の伝えたかったメッセージは、今まさに私たちが生きている時代に対するメッセージにもほかなりません。

希望を失っている子どもたち、ついマッチョなことばに誘惑される子どもたち、そして、何よりも今の日本の状況に孤独と絶望を感じている大人たちに是非読んでもらいたい本です。


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by pantherH | 2005-10-25 01:55 | 社会

みみっちい

 ちょっと古いはなしで恐縮です。先日、日本は常任理事国入りを果たすために、アフリカ諸国に対し、援助という旨味で票の買収獲得工作を行ったり、国連分担金の負担率に相応しい責任を、というアピールをしていました。しかし、アジア諸国のみならずアメリカからも難色を示されて、その夢は頓挫してしまいました。先週、その舌の乾かぬうちに、日本の国連大使は、「日本の国連分担金をまけろ」といった趣旨の発言を国連で行いました。日本のマスコミも、アメリカ以外の常任理事国4カ国合計で15.3%なのに対し、日本は非常任理事国にもかかわらず、19.5%も負担していて不公平だと口を揃えています。

 はあ〜?  なんて、みみっちい。

 マスコミでは分担比率しか示していないことが多いけど、はたして分担額はどれほどなのかと。
 外務省のホームページによると、国連分担金は346.4百万ドル、日本円で約400億円。先に行われた、問題たっぷりの国勢調査。ウィキペディアによると、その費用は650億円。先に行われた、これまた問題たっぷりの衆議院選挙。2003年の衆議院選挙でかかった費用は760億円というから、約800億円計上。

 軍事力によらない日本外交の基本の一つとしての国連外交。戦闘機一機買う費用の四分の一で、国連における発言力と責任ある立場と尊敬を獲得できるのだとしたら、安いもんじゃないか。
 外務官僚たちの、みみっちく、卑しい発想に反吐がでそうです。
 せめて、日本人の総意ではないということを分かってほしいです。 

 国連分担金は国連通常予算の費用(約2000億円もある)で、最近国連における不正流用や横領が話題になっています。「まけろ」なんて言わず、むしろ不透明な国連の会計にこそ意見をすべきです。しかし、所詮日本の官僚、自分のことを棚に上げて、「不正流用けしからん。会計の透明化を」とは、良心の呵責にかられて言えないのかもしれません。
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by pantherH | 2005-10-24 23:37 | 社会

靖国参拝に関する朝日新聞の世論調査

10月19日朝刊の朝日新聞一面に、首相の靖国参拝賛否二分という記事があリます.

 小泉首相が靖国神社を参拝した直後の17日夜から18日にかけて、朝日新聞社は緊急の全国世論調査(電話)を実施した. 首相が参拝したことを「よかった」とする人は42%,「参拝するべきではなかった」は41%で、賛否が二分された.参拝に対し中国、韓国は反発を強めているが、両国との関係悪化を「大いに」「ある程度」心配しているヒトは合わせて65%に上った.両国の反発を政府が「重く受け止めるべきだ」とした人も53%いた.参拝の評価が割れる一方で,周辺国への配慮を重視する意見の強いことが改めて示された.と伝えています.これを受けて、小泉首相周辺は「微妙な結果だ」としながらも、まずは世論の強い反発は避けられたとの安堵感をもって受け止めている.と記事にはあります.(一部引用しています)

 この記事を読んで、「本当ですかその世論調査?」と疑問をもたざるを得ません.
 調査方法を読むと、「朝日RDD方式」で電話調査をした.対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答数978人,回答率56%.と記してあります.

 「朝日RDD方式」とは「朝日ランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)方式」の略で、 コンピューターで数字を無作為に組み合わせて調査対象の電話番号を作成するシステムらしいです.しかし、この調査方法に関し思いつくだけでも、携帯電話の普及とともに固定電話設置対象者が各世代や地域を代表していない点,調査された時間帯により対象者がある集団に偏るという点,電話調査のため相手の正確な世代等までは分からない点、調査内容がかなり思想調査に近いため調査対象者による意図的な回答回避が起こる可能性がある点、など様々な問題点やバイアスがあります.

 また、有効回答数(N)が1000未満で回答率が56%しかなく,統計上の誤差は±3%に上ります.(誤差に関してはここを参考)もし手間とお金を惜しますにもっとたくさんのサンプルを集めれば違う結果になっていたかもしれないのです.

 私は統計について全くの素人ですが,統計は2群間に差がないとする仮説を棄却することにより有為差を証明するものだそうです.とするならば,両者に統計的に差があることを証明することは、両者に統計的に差があるとはいえないことを示すのに比べ遥かに大変だろうと思います.また、両者に統計的に差がないということと、差があるとは言えないということとは全く次元の違うものであることが推測されます.今回の(いやいつもそうですが)世論調査の数字は、「よかった」と思う群と「よくなかった」と思う群に、サンプル数の不足により統計的に有意な差は認められなかったのであって,統計的に差がなかった訳ではないことになります.(混乱しますが・・・)

 したがってこのような世論調査の数字は、書き手によりいかようにでも書くことができます.朝日新聞および首相サイドは、この結果を自分に都合良く解釈して,今回の靖国参拝は国内世論的にはたいした問題にはならなかったと言うムードを作り出し、靖国参拝の問題を中国と韓国に対する外交問題に矮小化するのに世論調査を巧みに利用しています.

 ちなみに、6月28日のasahi.comによると、首相の靖国参拝に関する世論調査(朝日RDD方式,無作為三段抽出法,有効回答は1869人、回答率は58%)によると、「やめた方がよい」と答えた人が52%と過半数を占め、「続けた方がよい」は36%だった。と記載されています.単純に考えて、参拝したあとで「やめた方がよい」と考える人の割合が58%から41%に17%も下がっているのっておかしくありませんか?

 国民が「ぶれない」小泉首相に麻痺してしまったのか,朝日新聞が世論調査を利用して世論操作をしていると思えてなりません.選挙中の郵政民営化礼賛記事といい、靖国参拝に関する社説といいこのごろの朝日新聞の変節は読むに耐えられません.何とかなんないものかと憂いてしまいます.
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by pantherH | 2005-10-20 02:03 | 社会

小泉靖国参拝から見える公明党の欺瞞

 昨日はあまりの憤りに過激な文章を書いてしまいましたが,今日は小泉靖国参拝と公明党の関係を考えてみたいと思います.

 この度の靖国参拝について,木偶の妄言では、外交で毅然とした態度を取れるのが靖国参拝(=対中韓)だけであり、靖国参拝を中止することは、小泉首相の人気の源泉である「妥協しない」「屈しない」というイメージを崩しかねない。からだと分析しています.
 また、世に倦む日々では、①挑発外交とその反動喚起による国内右傾化の促進、②改革ファシズム選挙の記憶消去、③サプライズ人事の演出効果装置。であると分析しています.
 いずれも示唆に富みたいへん説得力があります.

 私はもう一つ引っかかることがあります.選挙前に靖国参拝を見送った理由は、争点のマスク以外に創価学会票に慮ってのことという見方もありました.もしそうであるなら,今回の参拝について小泉首相は公明党・創価学会に対してどのようなエクスキューズをするのでしょうか?

 公明新聞ネット版によると、小泉首相は公明党に対し,「事前に公明党に報告すれば、かえって迷惑を掛けるのではないかと考え、あえて報告せずに参拝した」とコメントし,これに対し神崎代表は、「一言連絡してほしかった.首相が参拝したことは、誠に残念だ。首相として、国民、さらにアジア諸国民に対して、なぜ今回参拝されたのか、真意はどこにあるのかをしっかり説明していくことが大事だ。」と発言しています.しかし一連の発言から小泉靖国参拝に真剣に反対している様子は伺えません.ここから見えてくることは,公明党の靖国神社参拝反対は創価学会員および国民に対し「公明党は平和を希求する党である」というイメージ戦略なのではないかという点です.今回の衆議院選挙で公明党の掲げたマニュフェストは、端的に言って、新自由主義へのコミットメントと公務員に対する敵対心であると思われます(他の政策提言はどの党もそれらしいことばで書かれてますから割愛します).大阪における共産党の凋落と公明党の大躍進は,生活保護などを受けている人々が、共産党支持から公明党支持に大きくシフトしたからだと思われます.また公務員削減を掲げる政策は共産党支持基盤を弱体化し公明党支持に引き込む計算が見え隠れします.すなわち新自由主義により2極分化することは,公明党および創価学会支持者として取込むことが可能なため,党執行部は小泉新自由主義体制に積極的に加担しているのだと思われます.この学会および党拡大戦略のもとでは、公明党の綱領であるところの「人間主義の政治」「生活者重視」「世界あっての日本」といった理念は背後に押しやられ,富めるものは自民に,貧するものは公明にのスローガンのもと自民党と公明党が両輪となって新自由主義を牽引しているかのようです.
  さらに穿った見方をすれば,創価学会にとって公明党はもはや不要の長物で,新自由主義を進める自民党こそ学会の発展に寄与する政党である.公明党は背後からそのことを突きつけられていて、創価学会=自民党,公明党=捨てられた党、となるのを必死に隠蔽する役回りを演じているのではないかと思えて来ます.
 
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by pantherH | 2005-10-18 01:21 | 社会

いいかげんにしてくれ

いいかげんにしてくれ、サディストよ.
国民のこころ傷つけうれしいか.

いいかげんにしてくれ、ナルシストよ.
日本国憲法なんかへっちゃらか.

いいかげんにしてくれ、ファシストよ.
民主主義そんなものはままごとか.

いいかげんにしてくれ、エゴイストよ.
国政を私物化できて快感か.

いいかげんにしてくれ、レイシストよ.
近隣の人々なんかヒト以下か.

いいかげんにしてくれ、ポピュリストよ.
スーツ着てればわたくしか.

いいかげんにしてくれ、テロリストよ.
血の味がたまらんか.

この屈辱にレッテル貼らずにいられない.
この屈辱に殺意すらも沸き上がる.
バカにするな.この冷血漢よ.
人間をかえせ、自由をかえせ、尊厳をかえせ


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by pantherH | 2005-10-17 22:59 | 社会